科学都市

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身長は150位で、10歳位の綺麗な銀髪の少女が腹をぐうぅぅぅと鳴らしながら寝込んでいた。 「えーと、ハロー?」 「………………」 これはあれだ。紛れもないホームレスだ。 それに、服装は布切れ1枚。 この時点で、俺は確信した。逃げなきゃ殺られる。 その時、物凄い視線で後ろから見られているの分かる。俺は逃げることが出来なかった。 まさに、蛇に睨まれたカエルのようだった。 「君は、人がお腹を空かせながら倒れているのに見てみぬふりをするの?」 その小さな少女は、腹を空かせながらも、ベラベラと質問を投げ掛けてきた。 「えっとですね。俺には今用事があってね。これから学園に行かなきゃ行けないのですよ」 俺は、大人の対応?でこの場を切り抜けようとした。
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