出会い

9/16
前へ
/41ページ
次へ
客観side   ――――― 「はぁ、今日も私は…“汚れた”」 彼女は言う。 汚れたと… 見た目からには分からない。 どちらかと言えば、凄く綺麗な容姿。 所謂、美人なわけで汚れとはほど遠かった。 そんな彼女のどこが汚れているのか。 それは彼女にしか分からない。 でも、1つだけ違和感がある。 明らかに、彼女には………“闇”がある。 しばらく彼女は俯いていたが、携帯を取り出し電話を掛ける。 「…ボス。任務は無事、完了しました。はい、問題は無い。後処理はよろしく」 手早く電話を終えた彼女は、再び俯いた。 そしてふと、空を見た。 そこには綺麗な“天の川” 彼女は言う 「綺麗…」 その顔は、とても複雑で…苦しみに溢れていた。 今にも消えてしまいそうな彼女。 そんな彼女は歩きだす。 前へ前へと、ゆっくり。 するとそこに、彼女の運命を変える“不良達”がいた。 客観side -end- .
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加