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漫才
ツ 「はいどーもー!」
ボ「俺最近子供の頃をよく思い出すんだよね」
ツ「ほう子供の頃!例えば?」
ボ「よく(食べ物で遊んじゃいけません!)なんてよく言われるじゃん
そんな時俺は必ずこう言うんだ」
ツ「なんて?」
ボ「(お母さん!この犬食べるのやめよーよー!)って」
ツ「おまえのお袋なに食べようとしてんだよ!怖いよ!」
ボ「子供の頃って言うと昔話なんてよく読んだよね」
ツ「俺も毎晩読み聴かせられてた」
ボ「俺が1番好きなのは金の玉銀の玉」
ツ「斧だろ」
ボ「そうだった」
ツ「覚えてない人もいるかもしれないから説明してやれよ」
ボ「そうだな
昔々貧乏な木こりがいました。木こりは生活保護をもらっていました」
ツ「そんときはまだ無いよ」
ボ「木こりは種無しでした。
毎日奥さんと子作りしていましたがなかなか子供ができません。」
ツ「おい!そんなのないよ」
ボ「ある日の事です。木こりは泉のすぐそばで日々の鬱憤を斧を振りながら木に八つ当たりをしていました」
ツ「だからそんなんじゃないって!」
ボ「木こりは最後の一撃を大木にくわえようとしたところ斧を泉に振り飛ばしてしまいました」
ツ「うん」
ボ「(シュコー。シュコー)
泉の中から女神が酸素ボンベを吸いながら出てきました」
ツ「ずっともぐってたのかよ」
ボ「あ、ダースベイダーだった」
ツ「なんでダースベイダーがでてくるんだよ」
ボ「(君にはフォースを感じる)」
ツ「うるせえよ」
ボ「女神はこう言いました。(貴方が落としたのはこの金の斧ですか?銀の斧ですか?それとも私の頭に刺さっている普通の斧ですか?)」
ツ「刺さってんじゃねーかよ」
ボ「女神の頭から滴れ落ちる血を見た木こりは叫びました(すいませんでしたぁぁぁー!それは僕が落としましたぁー!本当にすいませんでしたぁぁぁ!)」
ツ「やめろって」
ボ「(正直者の貴方には全て差し上げましょう)
(いえいえいえいえ!滅相もございません)
女神は木こりの謙虚な姿勢を讃え、金の玉を与えました」
ツ「なんでだよ意味わかんねーよ」
ボ「木こりは(おい!子供ができるようになったぞ!)と大喜びでカミさんに報告したとさ」
ツ「いいかげんにしろ!」
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