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「なんか怪しい…」
綾芽がいきなり言った
『な、何が？』
「あの子…絶対澪さんのこと知ってるよ」
『…』
「なんか変だったよね」
『お、同じ高校だったんだから知ってるもんなんじゃないのかな？？』
「でもあの態度…」
『帰ったら澪に聞いてみるよ』
私達はそう言って学校へ向かう
「遅刻だね」
『そうだね…』
「はる屋上行く？」
『あー…澪に怒られるから授業でないと…』
「そっかぁ…」
綾芽は寂しそうな顔をした
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