君と猫になった僕

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君と猫になった僕

何時もの放課後 僕は何時ものように、神社に寄り道をしていた。 境内で座りながら 小説を読んでいると眠くなって……… 何時しか眠ってしまった… 目を覚まして辺りを見渡すと太陽は傾いていて、オレンジの日を照らしていた。 帰らないとそう思い、鞄に手を伸ばした瞬間 僕は固まった……… 鞄が掴めない… いや、それだけではない。 僕の手が犬や兎、猫の様な前足になっている……… 手の甲をひっくり返して、手のひらを見た。 ………肉球がある……… ちょと力を入れてみる… うぉ!爪が出てきた。 また辺りを見渡して、姿を映すものがないかと探してみた。
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