君と猫になった僕

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逃げた先は公園。 ベンチに上り傷口を見てみた。 ふぅー… 傷口は、そう深くはなさそうだ… 良かった… こういう時、猫ってどうしてるんだろ? そう思た瞬間ー…… 一組のカップルが公園に現れた。 カップルは僕を見るなり 「きゃぁ!汚い猫!」 女性の方が悲鳴をあげ 僕をボロ雑巾を見るような目で見ていた。 「大丈夫だ!今退けてやるからな!」 そう言うと男がこっちに近づいてきた。 「おら!野良猫!どっかいけ!」 男は僕の目の前で止まり、こう言ってきた。 それより気になるのが 男でか! いや僕が小さいのか… そう何時もの公園、そのものが大きい 遊具やベンチ、砂場に街灯、公園の面積も……… そんな事をボーッと考えてた僕に男は………… 思いっきり蹴って退けた。 あまりの衝撃に僕は気を失った………
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