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宝が毒舌を発揮していると部屋の中からガハハッという笑い声が聞こえたので宝はその人物をみる
『面白い子じゃないか。トシと総司と対等に話す子なんてなかなかいないぞ?どうだ君、此処の隊士に興味はあるかい?』
『!!近藤さんまさか!駄目だ駄目だ、こいつは絶対やばい!服装からして全部が怪しい要素満載のやつなんだぞ!!敵かもしれねぇ!』
?
土方がパニックってますけど何ででしょう…
怪しいやつって、もしかして宝の事言ってるんでしょうか、…でしたらしばかないとですね←
『落ち着け、トシ。もちろん全ては、この子の話をきいてからだ。』
『私が話す事なんてないと思いますよ?』
すると、沖田さんが手を上げた
『じゃあ質問☆宝さんは何処からきたんですか?』
『そんな事貴方達には関係ないでしょう?』
何故、初めて出会った人にそんな事を言えというのか…
宝には分からない事だらけです
宝がそんな事を思っていると沖田さんがにっこりと笑った
『ああ、宝さんは墓からでてきたゾンビですか』
決めた
こいつはいつか私が殺ろう
『うっさいです。いい加減、人の話を聞けよ』
『おい、言葉まぜこぜになってんぞ』
『……で、そんな事知ってどうするんです?』
『無視すんじゃねえええ!!』
『君を僕達の害となるものか、そうではないのか、見極める為ですよ★』
そういう沖田は顔は笑ったままだが、目はさっきまでとは違い、鋭いものになっている事に宝はきづいた
クス
『『『!』』』
土方、近藤、沖田は息を飲んだ
なぜならば
宝が笑ったその顔は、想像できないほどに黒く、殺気混じりの怪しいものだったから
『分かりました。質問に答えましょう。なんだか面白そうですし。』
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