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『文久3年…』
といえば~…
あっ幕末ですね!
見事に時代がずれてるというわけだ(笑)←
黙っている宝を見て近藤は疑問気な顔をしている
『近藤さん。どうやら私は此処の世界には戻る所、自分の家というものがないみたいなんです』
『住む所がないのか…それは困ったね』
『近藤さん!騙されてる!こいつ絶対嘘ついてやがる!おい、お前、家がないだあ?そんな事言って此所に留まる気だろ。』
やっぱり土方はそうくるか…
『嘘?本当ですよ。証拠もあります。』
そう言って宝は片手を見せるように上げる
『ああ?なんだあ?』
宝がそれを発揮しようとした時、
『宝さん。この世界にはないってどういう事です?まるで、違う世界にはあるみたいな言い方ですよね。』
沖田が口を挟んできた
驚きました
沖田さんて意外と勘が鋭いんですね
『その通りです。私はこの世界の者じゃないですからね。』
『それは…どういうことかね?』
今度は近藤が宝に向かって聞いてきた
『私は……
未来から来ました』
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