23人が本棚に入れています
本棚に追加
二人が驚いていると、沖田はあっと思い出したように声をだす
『でも頭の方は保証しません★』
『ケンカうってるんですか?』
『で、宝さんに試験受けさせたらどうです?』
沖田さん、いや沖田には耳の機能がないんでしょうか?
いっそのこと、その口ごと機能を失えばいいのに←
宝は無表情でそんな事を考える
『試験か!そうだな、それがいい。坊や、君を隊士にするかは試験をみてから決める。勿論、嫌なら断ってくれてもいいが、受けるかい?』
『入隊試験ですか。やります殺ります』
後半、宝には不穏な言葉が混じっていたが、そんな事とは知らず近藤は笑顔で『それは良かった』と言い、道場に向かうように土方にいった
近藤に言われ、土方は機嫌が悪そうに頭をガシガシとかく
『ハァまぢかよ…、おいお前!ついてこい!』
そう言うと土方は廊下に出ていった
命令口調ですか
土方のくせに
まあいいです、後でぶちのめしますから←
そして宝は微かに妖しい笑みを溢す
土方位の相手にはこの能力なしでカタをつけますか
そんな事を考えながら土方の後を決して急がずについていった
最初のコメントを投稿しよう!