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「どうしたぁ?」
教師は、やる気なかったくせに
こういうじたいには、
すぐ動く
教師がこっちにくる
「どのへんで鳴ったかなぁ?」
「うっ 後ろほうです」
焦りながらも
嘘でごまかす
郁也と裕也は、こっちをみながら 笑っている
くそっ 後で覚えてろよ
「後ろのほうで鳴ったんかぁ?」
「とりあえず授業終わってからじゃ~」
よし しめた
周りの男子は、俺のことを確実に疑っているが
そんなことは、関係ない
教師が戻っているすきにケータイをどうにかしなくては
とりあえず
また鳴ってしまったら
確実にアウトだ
俺は、鞄からばれないようにケータイを取り出すことに成功した
そして 電源を切る
さて ここからが勝負
授業が終わるまであと
少し このまま鞄に戻したところで
授業が終われば鞄の中
など確実にばれる
いいことを思いついた
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