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入学早々退学とかになりたくないので、おとなしく従うことにしました。
二時間後。
私と瑚々実はフラフラになりながら、教室を後にしました。
色々難解な公式を次々に覚えさせられ、私の頭の中にある許容量はそれで一杯です。
勉強より大事なアニメソングですら、今は全く頭の中にありません。
難解な公式の数々に、アニメソングの方が逃げ出したのに違いありません。
琳花高校から約十分のところにある喫茶店『ミーカル』。
私と瑚々実はここに入り、気分転換を図ることにしました。
私はコーラを瑚々実はオレンジジュースを頼み、窓に面したBカウンターに座りました。
私は頭の中の難解な公式を追い出すべく、携帯端末を操作して大好きなアニメソングを画面上に出すと、両耳にイヤホンを差し込んで聞き始めました。
~本編36ページに続く~
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