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「ねぇ…大丈夫?」
「ん…」
誰かの呼ぶ声で目を覚ます。
「あ、起きた。びっくりしたよ、死んでるかと思った。」
ゆっくりと寝ぼけた頭が覚醒していく。
そばにいる男の人の顔に魅入る。
綺麗な顔……。
「此処…は?」
「道路。人通り少ないから、今は誰もいないよ。」
なんで道路にいんの?
そう言えば車道の真ん中にいるのにクラクションの音すら聞こえては来ない。
「うちの制服を着てるようだけど…学校目の前だよ?中入る?」
自分の体を見る。
確かに制服だ。
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