第1章

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「待て!」   少女が叫んだ。片手には剥き刃の長剣、もう片方にはその鞘が握られていた。 少女の後ろにはそびえ建つ城壁のようなもの。その内側には街がある。そう…少女は街を守ろうとしている。 少女の前には、武器を構えた七人の男達がいる。一番奥にいる、身体ほどの大きさの大剣を持った男がこいつらのリーダーなのだろう。
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