第1章
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しかし、そのようにはならなかった。少女は新たに構えた剣でそれを止め、逆に弾き返していた。 「…やはりお前も、抜剣者だったか」 奥にいた男がそう言った。少女の右腕には37の数字が、そして左手には10の数字があった。少女もまた魔剣使いである。 「お前達みたいなやつは、今までに何人かいた。でも全員返り討ちにしてやったよ。だから…お前達も倒してやる!」 そう言い放ち、敵に向かって斬りかかった。
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