冷たい箱
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ボクは、健太とご主人様と一緒に大きな箱の中へ入って行く。 入ってしばらく歩くと、ご主人様が大きな壁の方へと話しかけた。 『すみません。犬を引き取って頂くようお電話した小野寺ですが‥』 ご主人様の隣でボクはちゃんと座って待ってる。 こうすると、ご主人様が誉めてくれるんだ♪ 《だけど‥犬を引き取るってなんだろう?》 ボクは大きな壁と話してるご主人様を見てた。
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