114人が本棚に入れています
本棚に追加
/42ページ
人間とは何でもその状況になってみないと分からない
本当にそうだ。
バカな私は親は永遠に生きる位思っていた
いや本気で思っていたような気すらする。
酒が好きでタバコも好きで酔っ払っては良く殴られた。化石みたいな亭主関白な人間で誠に鬱陶しい存在だった
けれど……私がどんな裏切りをしても、世間様が許さないことをしても
いつもそこにいて、私には本当は帰れる場所があった。
親とは子供を絶対に見放したりしない
私の親はそんな親でいてくれたのだ
親の病気でもないと、こんなことも心からありがたい失いたくないと思うことが出来なかった私は
私を許せなくなる
最初のコメントを投稿しよう！