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懐かしい、懐かしい思い出。
夢と希望を持って高校生活を始めようと意気込んだ高1の春。
入学した高校の最初のクラスは不良ばっかりだった。
共学なのにも関わらず、クラスの男女比は男子7割、女子3割。
その中の半分は校則違反しまくりの制服、ピアス、明るい髪色。昼に登校するやつなんてザラにいるし、授業はほぼ誰も聞いてない。
授業が出来ないってほどじゃないけど、好き勝手に振る舞って。先生たちももう諦めてる。
他のクラスは男女半々ずつで、1人くらいは騒がしいやつはいても、それほど気にすることもない程度なのに。
何故か私のクラスは集められたかのように不良がドッサリといた。
そんな中、私は至って普通の外見に生活態度。
出来る限り目立たないように生活してきた。
初めこそ、ガラの悪い人にびびって不安もあったが、クラスの女子はまともな子ばっかりだったから、クラスが楽しくないってことはなかった。
女子の一部にも不良っていうか、ギャルっていうか、そんな女の子もいた。
だいたいは男子の不良組とつるんでキャピキャピしてたから、私が関わることは全くなかったからいいけど。
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