キャバクラ

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誕生日おめでとうってメールが来たのは更に翌日だった。 彼が好きだという洋楽の着うたがメールにくっついてきた。 昔の私だったら迷わずそれを彼の着信音にしていたと思う。 バカなの? こんなのいらない。 別れて実家に帰ってからは、仕事が終わって家に帰る度に 「家の前に彼の車があるんじゃないか、突然迎えにきてくれるんじゃないか」って、淡い期待をしながら歩いた。 誕生日以来 私はもう、彼の迎えを待たなくなった。
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