大好きな人

2/7
前へ
/7ページ
次へ
俺の名前は新坂 京平(しんさか きょうへい)、17歳。 性格はビビリで、ちょっと意地っ張りな感じだ。 好きなものは…ラーメンとアイス、それと猫。 あとは… 秋「京平、探したぞ。何でまだ学校に残ってんだ」 岡田 秋彦(おかだ あきひこ)俺の親友だ。 京「秋彦と帰ろうかと思ってさ」 俺は秋彦が好きだ。 教室に残って生徒会長の仕事を終わるのを待っている。 秋「成績ヤバイんだから早く帰れよ。」 京「はいはーい」 華「秋彦君、早く帰ろ~?」 秋彦には、最近彼女ができた。 とっても可愛い子で、名前は前橋 華恋(まえばし かれん)ちゃん。 華恋ちゃんから告白したらしく、毎日のように秋彦からデレデレ話を聞く。 秋彦はいつもクールで近寄りがたいけど、俺の前だと笑顔を見せてくれていた。 それは俺にとって、死んでもいいくらい幸せなことだった。 だけど、彼女ができてから秋彦は俺に笑顔を見せなくなった。 秋「悪い京平、今日は前橋と帰るから…」 京「いいって、俺のことは気にしないで2人で帰れよ」 笑顔で言っているのか不安になる。 羨ましい顔はしてないだろうか…。 秋「じゃあ、また明日な」 京「おう、じゃあな!」 俺は2人が帰った1時間後に学校を出た。 .
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加