第二ラウンド・溺愛理事長

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「光かいっ!?ああ、久しぶりだねぇ…こんなに可愛らしくなって。今すぐにでも襲って喰べてしまいたいよ…」  ぎゅうううううううう 「ちょっ、おじさん!苦しいじゃねぇかッ!それにさっき電話したばかりだろっ!」  …今目の前で恋人が、とってもダンディーなおじ様に熱く抱きしめられています。  …べっ、別に、妬いてるわけじゃないからねっ!光の叔父さんだし、ちょっとスキンシップが激しいだけだと……ああでもやっぱり嫌だな☆ 「み、光……」 「なに、夢亜!」  ほら、呼べばすぐに光は来てくれる。だから大丈夫!…多分。 「なんだい、君は。せっかくの光との時間を台無しにしてくれて…。無断で理事長室に入るのは禁じられているはずだろう?」 「いえ…その……」 「叔父さん、夢亜だよ!ずっと紹介したいって言ってた!俺の恋人!」 「……………へぇ」  ………ひっ!部屋の室温が絶対零度になった気がする…!ってかめちゃくちゃ怖い!  理事長さんは、僕を値踏みするような視線で見て、そして鼻でハンッと笑った。 「この子が光の恋人なのかい…(この程度ならすぐにつぶせる」  副声音聞こえちゃったんですけど!!つぶせるってなんですか、つぶせるって!理事長さん、あんた絶対光のこと狙ってるでしょ!
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