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はい、職員室につきましたー!
職員室といえば、教師ー!
教師と言えばホストー!
というわけで、ホスト教師が目の前に居ます。
名前呼びフラグを立てないように気を付けなければ!
「えー、俺がお前らの担任だ。転校したばかりで大変だと思うが、頑張れよー」
棒読みで言われる。
感情こもっていないの丸わかりなんですけど…。
「くれぐれも俺に迷惑かけんなよ」
うん、きっとこれが本音だ。
光はというと、さっきからしきりに僕のほうをちらちらとみている。
「あのさぁ夢亜、ほs…痛っ」
そう、僕はさっきから光の足を踏んでいる。
だって光、ホストとか言い出そうとしてるんだもん。
これも一種の愛情だよ。
「ホs…」
ダンッ
「ホ…」
ダンッ
「何か言った、光?」
「な、何でもないんだぞッ!」
「お前ら…さっきから何やってるんだ?SМならよそでやってくれ」
ホスト教師が呆れたように言ってくる。
うーん、SМやってるわけじゃないんだけど。
「何でもありません。では」
軽くお辞儀をし、光の手を掴み職員室を後にする。
やった!ホスト教師フラグ回避っ!!
よし、こんな感じで全フラグ折ってやる!
「む、夢亜っ!足痛かったんだぞ!」
「え、なんか言った?」
「何でもないぞっ!(む、夢亜が怖い…)」
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