第三ラウンド・ホスト教師

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 はい、職員室につきましたー!  職員室といえば、教師ー!  教師と言えばホストー!  というわけで、ホスト教師が目の前に居ます。  名前呼びフラグを立てないように気を付けなければ! 「えー、俺がお前らの担任だ。転校したばかりで大変だと思うが、頑張れよー」  棒読みで言われる。  感情こもっていないの丸わかりなんですけど…。 「くれぐれも俺に迷惑かけんなよ」  うん、きっとこれが本音だ。  光はというと、さっきからしきりに僕のほうをちらちらとみている。 「あのさぁ夢亜、ほs…痛っ」  そう、僕はさっきから光の足を踏んでいる。  だって光、ホストとか言い出そうとしてるんだもん。  これも一種の愛情だよ。 「ホs…」  ダンッ 「ホ…」  ダンッ 「何か言った、光?」 「な、何でもないんだぞッ!」 「お前ら…さっきから何やってるんだ?SМならよそでやってくれ」  ホスト教師が呆れたように言ってくる。  うーん、SМやってるわけじゃないんだけど。 「何でもありません。では」  軽くお辞儀をし、光の手を掴み職員室を後にする。  やった!ホスト教師フラグ回避っ!!  よし、こんな感じで全フラグ折ってやる! 「む、夢亜っ!足痛かったんだぞ!」 「え、なんか言った?」 「何でもないぞっ!(む、夢亜が怖い…)」
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