『普通』の日常

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「お、愛羅じゃん」 「飽きないからやってる…」 「ま、それもそうだね」 この少女は葛桐愛羅、一平のクラスメイトである 愛羅は冷華とは正反対で、天真爛漫がとても似合う少女である、身長も164cmと女子にしては大きい方だ 「そういや、お前今日遅刻したのか?」 「いやいや、今日はギリッギリセーフだったよ?」 「…一平すぐに寝ちゃったから…愛羅が来たのわかってない」 「えぇ!?俺らもかなりギリギリだったのにそれより遅いとか最早遅刻だろ!」 笑いながら愛羅に言う一平、それに対して愛羅は 「いやいや!先公が来る前に居たんだからセーフだったよ!」 「そんなのどっちだって良いよ…」 「まぁそうなんだけどさぁ?」 「ええっ!?ちょ、二人共酷いっ!」 笑い合う二人と必死の愛羅、お分かりの通り彼女は弄られ役である
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