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学校が終わった帰り道、車が行き交う道路沿いを、一平と冷華は二人で下校していた
「あ~…何で俺にも当てるんだよあのおっさん…ノーマークだったから完全に油断してたぜ…」
話題に上って居るのは先ほどの数学の話、愛羅が当たるまでは良かったのだが、その後教師がどういうわけか一平にも当てたのである
「あれは…仕方ないと思う」
「ったくよ~…お陰で課題喰らっちまったし…」
「手伝ってあげるから…元気出して?」
「お、マジで!?流石冷華さん!頼りになるわ~♪」
と、一平がふと目を前に向けたその時だった、小学生ほどの少女が赤信号でありながら道路を横断していたのだ
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