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AM8:00
「お兄ちゃ~ん!起きて~!!」
ある晴れた日の朝、とある場所で少女の声が近所に響きわたった
「うーん…あと5分…」
その声に最早お決まりとも言えるセリフで答える少年、大野一平
「そんなこと言ってる暇なんか無いよ!学校に遅刻しちゃうよ!?」
「んあ~…?まだそんな時間じゃな…い…?」
そう言い、寝ぼけ眼で傍らの時計を見る一平
ちなみに彼の家から学校までは歩いてだいたい30分、走っても20分、それに準備の時間などを足すと約50分、つまるところ…
「うわぁ!?遅刻だぁぁぁ!!」
一平は大寝坊していたのであった
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