そして幻想へ

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「ふふっ♪あなた達息ぴったりじゃない、蛇に睨まれた蛙とはまさにこのことね♪」 「絶対にそれ使い方違うと思うんだけど…えと、紫さん…で良いんですよね?」 戸惑いがちに聞く一平 「あら、そう言えば紹介がまだだったわね?そうよ、私は八雲紫よ、で…そこの九尾のボインが…」 「八雲藍だ、紫様の式紙をやっている、で…その可愛い猫が…」 「橙です、藍様の式紙で、種族は猫又です」 橙だけが丁寧にお辞儀をする 「紫さんに、藍さんに…橙…さん…?」 「あ、私は呼び捨てで構いませんよ?」 「ん、助かるよ、俺の名前は大野一平です、とりあえず宜しくお願いします」 一平もお辞儀をする 「一平ね?幻想郷の賢者として歓迎するわ、早速だけど言わなきゃならない事が――」 その時だった グゥー!と大きな音がなったのだ 「…面目ないっす…」 その音の犯人、一平は恥ずかしさからか、頬を朱に染めている
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