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「………プッ、アハハハッ!」
一瞬の沈黙の後、紫が笑い始めた、他の二人は口を開けて呆けている
「あなた気に入ったわ♪藍、ご飯にしましょ?話はご飯の後にゆっくりと…ね?」
「…ふふっ、了解しました紫様」
紫に言われて部屋を出る藍
「…面目ないっす…」
「別に良いのよ?生理現象だもの、仕方ないわ、ただ…頑張って頂戴ね?」
「へ?頑張るって…」
「あの~…ちょっと良いですか?」
紫に不思議な言葉を投げかけられて考えていると、後ろが橙が声をかけてきた
「現世のお話…聞かせて貰えませんか?」
「別に構わないよ?」
「本当ですか!?ありがとうございます!えっと…じゃあ――」
このままご飯が出来るまで橙の質問攻めにあった
紫さんの頑張れはこの事だったのかと理解し、同時に諦めを持って橙の質問に答えていた
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