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たぶん、外で飼えば気温の変化に耐えれないと思う……
その考えから両親が決めた事……
それは嬉しい反面、シロの余命が少ない事を実感させた……
そして、シロを完全に家の中で飼い始めて数年……
その日は唐突に来た……
それは僕が夜勤明けで帰ってきた朝の事だった……
いつもと変わらない朝。
僕は帰ってくるなり茶の間で横になっていたシロに『ただいま』と言って頭を撫でると、いつものように着替えを持って風呂に入って寝る準備をしていた。
そんなくつろぎの時間の中、茶の間が騒がしくなって、その声が気になって僕はいつもより早めに風呂から上がって茶の間に戻ったけど、そこで待っていたのは痙攣を起こして苦しがるシロの姿だった……
一瞬、何が起きたか分からなかった……
ついさっきまで何ともなかったのに、今目の前に居るのは呼吸すら出来ずに目を見開き苦しがるシロだった……
『病院に連れて行くよ!』
母親の言葉に俺は慌ててシロを動物病院に連れて行った。
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