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「ジェジュンさんとご飯食べてくるね」
彼女が放った一言。
目が丸くなるって、こういうことか。
「…………は?」
「だ-か-ら!東方神起のジェジュンさんとご飯食べてくるね!」
満面の笑みでそう答える彼女。
行くな、とは絶対言えない……
ていうか……
「いつからそんな仲良かったわけ?どこで知り合ったの?」
俺の頭の上には?マークがいっぱい。
「町中でばったり会っちゃって…
最初は気づかなかったんだけどね、
ジェジュンさんが、
『もしかして、ジヨンくんの…?』って!!」
そこから一気に仲良くなったの!
って、嬉しそうに話す姿に
かなりもやっとした。
………─もしかして、
ジェジュンさんがいいの?
些細なことで嫉妬をしてしまう自分の子供っぽさに嫌気がさし、
ぶっきらぼうに「行ってらっしゃい」
と彼女を見送った。
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