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私達はとりあえずメニューを頼み、ワインで乾杯。
……実は、あんまり飲めないんだけどね。
グラス一杯飲んだだけですでにほろ酔い気味だし………。
「顔赤いけど大丈夫?」
「大丈夫、です」
「ペース落とした方がいいよ?」
なんて言われてるのに
緊張しているからか
もう3杯目……………。
頼んだオムライスが来る頃には
さっきまでのしおらしさはどこへやら、饒舌になっていた。
「ジヨンさんはすごく優しいときもあれば
すごく怖いときもあるんです」
「怖いの?」
「はい!!もうかっこよすぎて怖い!!何者なんですか!!」
「ふふ、何者なんだろうね??」
「前世は龍だったのかもしれません!!」
なんて
ムードなんか欠片もない
ほんとにくだらない話をして……ジェジュンさんは終始
私のマシンガントークに耳を傾けてくれていた。
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