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目の前にいたのは彼女ではなく
ジェジュンさんと、甘えるようにジェジュンさんの首筋に顔を埋める彼女。
「……こんばんは」
とりあえず、挨拶をする。
「こんばんは。
ごめんね、酔っぱらっちゃったみたいで……」
「……いえ、すみません」
ジェジュンさんはそっと彼女を下ろし、お姫様抱っこのような形にすると、
そのまま俺にはい、と渡してきた。
「本当にすいません……」
彼女を受けとると、深々と頭を下げた。
「全然気にしないで!!
本当にジヨンくんが好きみたいで………
幸せそうに話してたよ」
「………恥ずかしいです…
本当にありがとうございます。」
最後にもう一度お礼を言うと
ジェジュンさんは
「今度はジヨンくんも一緒にご飯行こう」
と言って帰って行った。
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