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「ん……ジヨンしゃん………」
首に腕を回して、珍しく甘えてくる彼女に…
どきんとした。
初めて見る、いつもとは違う色っぽさ。
頬はほんのり紅く染まり、
唇は艶っぽく、
眠そうに開けた目はとろんとして、
まるで誘ってるみたい。
…──ただ、ジェジュンさんは、こんな彼女を見た。
それがなんだかすっごい悔しくて。
彼女をベッドまで運ぶと
「ジェジュンさんに何してもらいたかったの?」
覆い被さり、唇が触れるか触れないかギリギリの所で問いかける。
「………へ?」
「そんな可愛い顔して、襲われたらどうするつもりだったの?」
「ジヨ、さ」
「お仕置き」
かぷっと唇に噛み付くようにキスをして
息をする暇さえ与えないほどの激しいキスをする。
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