82人が本棚に入れています
本棚に追加
「………ひどい……三回もやるなんて…」
すっかり酔いが醒めたらしい彼女は布団をかぶりながら
拗ねたように言った。
「幸せなお仕置きでしょ?」
白い塊をぽんぽん、と優しく叩けば
もそもそっと顔を出し
「悪いことなんてしてないのに」
と頬を膨らませるから………
「俺がいないとこでお酒飲むの禁止」
頬をぴん、と軽く指ではじいた。
「………はい」
あ、そうだ。
「俺のこと、なんて話したの?」
かなり気になる。
「え」
「教えてよ?ん?」
顎をくいっと持ち上げて、
ギリギリまで顔を寄せる。
「え………」
.
最初のコメントを投稿しよう!