*You are mine*

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「………ひどい……三回もやるなんて…」 すっかり酔いが醒めたらしい彼女は布団をかぶりながら 拗ねたように言った。 「幸せなお仕置きでしょ?」 白い塊をぽんぽん、と優しく叩けば もそもそっと顔を出し 「悪いことなんてしてないのに」 と頬を膨らませるから……… 「俺がいないとこでお酒飲むの禁止」 頬をぴん、と軽く指ではじいた。 「………はい」 あ、そうだ。 「俺のこと、なんて話したの?」 かなり気になる。 「え」 「教えてよ?ん?」 顎をくいっと持ち上げて、 ギリギリまで顔を寄せる。 「え………」 .
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