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家に着くと、お互いルームウェアに着替えた。
たぷさんより先に着替え終わった私は
自分でしたことなのにどうしたらいいかわからず……
ソファーでずっと俯いてる。
「はぁ」
せっかくのバレンタインなのに………
「ん、やっぱりここが一番落ち着く」
はっと気が付けば、たぷさんがぎゅぅと私を抱き締めながら
こてんと膝に寝転がってきた。
「怒ってないよ」
「たぷさん、フィギュアと結婚しちゃえって思った」
「うん」
「……本当に…ごめんね」
髪を優しく撫でると
たぷさんは気持ち良さそうに目を細めて
私の頬を、そっと包む。
「だから、今日は甘えさせてよ」
「……ん。」
「フィギュアよりも、お前が欲しい」
……私達はどちらからともなくキスをした。
「………ん…っ…」
「……はっ……んぁ…」
「……いっぱい…触れさせてよ…」
「…た……ぷ…さ……」
「……んっ……」
……私とたぷさんはそのまま甘い一夜を過ごした。
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