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「あれ?椎名?」 スタバの手前のセブンから出てきたその声は中山 祐輔だった。 「わー椎名じゃん!超久しぶり!!どこ行くの?逆だけど?」 祐輔は相変わらずの早口で一気にしゃべる。 「あ…」 びっくりしすぎて言葉が出ない。 ここで誰かに捕まるなんて想定外だった。
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