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｢なるほどーお嬢さんはひとりかくれんぼをやったんだね？｣
アレが頭から離れない
｢はい…｣
｢お嬢さんは何でそんな事をしたのかな？｣
ガチャ…ガチャ
ドアノブを回す
｢ひっ！｣
アレが来た
｢頭が良いね彼女は～、
正面の入口に結界が張ってあるから裏から来るなんて｣
｢入って来れないですよね！？｣
｢いいや入れるよ｣
ガチャ！
｢…イヤ！！何とかしてください！？｣
｢まあー入れるけどね、
たださー、ちゃんとした所から入らない者は…カエレ｣
シーン…
｢帰ったんですか？｣
｢いいやお嬢さんが出て来るのを待ってるだよ入口でね｣
｢…アレはやっぱりひとりかくれんぼで、
出て来たんですか？｣
何で私なの？
｢たぶんそうだろうね…、お嬢さんはさもしレストランの前を通る時に
『今日は無料で料理をごちそうさまします』
なんて書いてある店があったらどうする？｣
そう言いタバコに火を付ける
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