捨て猫

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だけど その時初めて彼から"大好き"と直接言われた。 それが何より嬉しかった。 "あぁ、 これが佑樹なりの愛し方なんだ" 私はどんどん彼に"洗脳"されていった。 それからは毎回求められた 私も拒絶するけれど やはり力が勝てず毎回負け、 犯すに近い形でされていた。 でも終わってすぐの佑樹は優しかった 私が求めてる言葉や行動をとってくれた そのアメとムチが 私をよけい溺れさせた しかし なぜか情事中全く感じなかった 一応演技をしていたが その時私の頭の中は謎だらけだった なぜ感じないんだろう 私はこんなに佑樹が好きなのに 佑樹も私を求めてくれてるのに 普段は演技で誤魔化していたが 私がイク事がない為演技もギリギリだった それを気付いてか佑樹は 私に触る事が減った。 減ったと言っても Hをする事は減らなかった ただ 私に快楽を与えてあげようなんて思わず 俺がイけば終わり。 と彼は思っていたのかもしれない いきなり入れる事がほとんどだった キスもなしに 痛い時もあった だけどそれを言って 佑樹が優しくしてくれないだろうと思った だから言わなかった 頭を持たれて舐めさせられたりした 息が苦しかった 涙もでた 喉の奥まで突っ込まれて 嗚咽が止まらなかった その時初めて"助けて…"って思った 生理だから今日はほんとにだめ!! って言っても関係なかった 入れられて 太ももと布団と佑樹の手が血だらけになった なんともグロテスクだった。
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