暗殺部隊ヴァリアーの幹部…

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そうだな… 確か俺が男装を進んでしていなかった頃… ―――――――――――― ――――――― ―――― … 「ファリナ! 4番テーブルにカルパッチョとワインを頼む!」 「ファリナちゃん…! このパスタ…、1番テーブルにお願い!」 「はーい♪」 大きいわけではないが温かく、元気な従業員の働くレストラン「ll sole(太陽)」が大好きだった 私は皆に"看板娘"なんて呼ばれてたけど私なんかより可愛いコックだっていた お客様は皆いい人だから皆のためにも笑顔を大事にしている 「1番テーブルのお客様、本日のパスタでございます♪」 「来た来た~♪ ファリーナちゃん今日も綺麗だねー、店が終わったらデートしない?」 まただ 何度も何度も言われた 「んー… 今日もちょっと無理かな?」 「残念ー… わかったよ… また今度ねー♪」 「はーい♪」 笑顔をお客様に向けて次のテーブルに行く 「4番テーブルのお客様、カルパッチョとワインでございます♪」 「ししっ♪うまそー」 「ゔぉい!!さっさと食って行くぞ!」 初めてのお客様だな… と思いつつ一礼した瞬間7番テーブルのお客様に呼ばれた 「おい、今日の仕事だ 今夜中に××の店の店長だ」 「…はい、承知しました」 私は仕事を2つしている 1つはここのウェイトレス もう1つは――… その夜、言われた店の店長の家に侵入した 「……droga(薬物)か んー…香り的に覚せい剤…」 見つけたからには仕方がないか… と思っていたらターゲットが侵入した部屋に入ってきた 「だ、誰だお前は! か…返せ!それは俺の…うぐっ…ぁあっ!」 「……ったく~… ダメじゃん乱用はさー」 ターゲットの口に俺が作った通常の10倍の濃さの覚せい剤を放り込みターゲットを殺した 俺は持っている袋を破き、死体にかける"薬物のせいで死んだ"ように見せるためだ …この通り、俺の夜の仕事は殺し屋 特に、こいつみたいな犯罪者がターゲットだがな 普段の自分がバレてはいけないため、男装している …せっかくこんな屋敷に入ったんだ、少しだけ探検しよう こんなことを考えたせいで、俺はあいつらに出会ってしまった―――… 「ここのキッチンスゲー… 設備も…道具も…一級品だ…」 冷蔵庫の中身も整って食材も揃ってる 「いっちょやっか!」 数分後―― 「よし…できた!」 俺特製のミモザサラダとボンゴレパスタ、そしてザッハトルテ! .
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