暗殺部隊ヴァリアーの幹部…

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「んぅーっ!♪ いいチーズをもっていやがったなあいつ…うめっ…!」 俺が料理を堪能していると、人が二人入ってきた 「なんかいるし…無視るか」 「いいんですかセンパーイ ミー達見られちゃいましたよ?」 ん?昼間店に来た兄さんとなんかカエルの被り物をした少年だ 「あんたらも食う?」 「ししし…俺、グルメだよ?」 「わー…美味しいですねー」 「早」 なんだか緊張感が一瞬しか訪れず、驚いたが… まぁ、いっか 「ん…うめ…」 「これ、あんたが作ったんですかー?」 「そうだが?」 驚く自称グルメと目をキラキラさせたカエルくん(仮)、変なやつらだな 「あぁ、俺は用が済んだし…あんたら元気でな~♪」 そう言い残して俺は窓から自分の家に急いだ ―――――――――――――― ――――――――――― ――――――― ―――― ―― … 翌日、いつものように「ll sole」でウェイトレスをしているとテーブルが騒がしかった そこを見ると昨日の二人組がなぜかいる席の隣の席の男二人組のお客さんが喧嘩をしていた 「だから俺のだっつってんだろ!」 「いいや!お前なんかに渡すかよ!」 そして殴り合いが始まった 今日当番のウェイトレスは私だけ ……え、私が止めなきゃいけないの? 仕方ない… 「お客様、ここは食事するところです!喧嘩をするなら外に行ってください!」 「るっせーな!」 「あっちいってろ!」 この店が誰のものだと思っているの… もう怒った…! 「外に出ろって言ってるんですよ?あんたら言葉が通じないの?」 二人組のテーブルの余っている椅子に片足を乗せ、超不機嫌オーラを出す 「…っんだよここのウェイトレスはよ!」 「店長出しやがれ!」 煩い… 「勝手に騒いでたあんたらに店長を呼ぶ権利はない!出ていけ!」 幼い頃護身術にと習わされていたカンフーで男二人を外に放り投げた 「二度と来るんじゃないよ!」 そういっていつも通り仕事を再開する 「ヒューやる~♪」 「すごいですねー」 「なぁなぁ…あいつ、昨日の奴に似てない?」 「確かに怒った顔がまんまでしたねー」 「ししし…今日、あとをつけるぞ」 「勝手にストーカーしてくださいーって言いたいとこですが… ミーも気になるんで行きますー」 「しししっ♪」 .
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