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ナイフにワイヤーが付いている
だからあんな鎌鼬のようなことができたのか…
「ほぉ~?」
「しし…なんだお前…」
ニヤニヤしている金髪のワイヤーが付いているナイフをおもいっきり引っ張った
「うわぁっ…!」
倒れた隙に針を肩に刺した
「クククッ…!
バカだなぁお前も…」
「おおー
すごいです殺し屋さんー」
「カエルくん(仮)ー
こいつこのまま死ぬけどいい?」
「別にいいですー
てかミーはカエルじゃないです、フランですー」
酷っ!
「ぐぁ…カエル…うぁ…」
「…はぁあ…はいはい
解毒針刺すからチクっとするぞー」
ブスッ
「痛ってぇぇぇ!」
「仕方ねぇだろ?」
「優しいですねー
殺し屋さんー」
ふう…傷ができちまったじゃねぇか…
「俺は帰るぜー」
「う…っ!」
「殺し屋さんー
堕王子先輩を運べないので手伝ってくださいー」
げ…
…仕方ねぇか…
「へいへい…」
「ありがとうございますー」
―――――――――――――
―――――――――
―――――
――
…
「あちゃー」
「どうしました?」
おいおい
ここはマフィアの…
「マジかよ
お前らマフィアかよ」
「そうですよー
ボンゴレ独立暗殺部隊ヴァリアーですー」
しかもボンゴレか…
「最悪…」
「?」
ヴァリアーと言えば…
あいつがいる…"XANXUS"…
会いたくねぇ…
「よし、俺は送り届けた
じゃあな~」
「えー!
少しはくつろいで行ってくださいよー」
え"…
くそー…
「じゃあちょっとだけだぞ…」
「やったー
というわけで堕王子先輩の看病お願いしますー」
こいつ…!
…まぁいい
「仕方ねぇな…
…はぁ……」
「あんたのこと気に入りましたー
名前教えてくださいー」
はぁ…
もうどうでもいいや
「ファリーナ=ヴィンサルトだ」
「だからファリナって呼ばれてたんですねー」
だからなんだよ全く
「1つ言っておくぞ、俺はお前の仲間には会わないぞ?」
「えー
いいじゃないですかー」
う…
こいつ…
ダメだ仕方ない…
腹をくくろう…
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