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戦争は無事終わり、平和を迎えました。
先代は帰って来ませんでしたが、なぜか鎧は私の元にあります。
今では私が鎧を着て、国を治めています
お爺ちゃんにピッタリだったはずの鎧はなぜか私にピッタリで風呂の時も、寝る時も外しません、いつもより寝やすくなった気さえします。
またいつ戦争が起こるか分かりませんが、戦争があれば私が軍を率いて、私と息子であの儀式をするのでしょう
鎧からはほんのりお爺ちゃんの香りがしました。
終わり。
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