始まりの本

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それから数時間・・・。 ハッと顔を上げて、窓の外日 が消えかけいるのに気づ いて、腕時計を見る。 「うわっもう5時かぁ-。 2時間も経ってる」 どうやら、さっき手に取っ た小説を立ち読みしてい たみたいだ。 「あっもうすぐ校舎閉まっ ちゃう」 またハッとして、慌てて手に 持っている本をカバンに 入れて、図書室の入口の貸し 出しカウンターに向かう。 「えっと・・・名前と本の貸 し出しナンバーとタイトルっと・・・」 カウンターに置いてあった貸し 出し票に急いで記入する。
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