動き出したストーリー

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「・・ぃ・・・おいっお嬢さん!」 ぼんやりする意識の中、誰 かの呼び声が聞こえて目 を開くと、見知らぬおじい さんが心配そうに私の顔 を覗きこんでいた。 「えっ・・・あっあれ・・・?」 だんだんと頭がハッキリとし てきて、体を起こして辺り を見渡す。 辺りは暗くて狭く、人の姿 もあまり見当たらない。 「大丈夫かいお嬢さん?」 「えっ・・・あっはい」 おじいさんの声にハッとす る。
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