3人が本棚に入れています
本棚に追加
「・・ぃ・・・おいっお嬢さん!」
ぼんやりする意識の中、誰
かの呼び声が聞こえて目
を開くと、見知らぬおじい
さんが心配そうに私の顔
を覗きこんでいた。
「えっ・・・あっあれ・・・?」
だんだんと頭がハッキリとし
てきて、体を起こして辺り
を見渡す。
辺りは暗くて狭く、人の姿
もあまり見当たらない。
「大丈夫かいお嬢さん?」
「えっ・・・あっはい」
おじいさんの声にハッとす
る。
最初のコメントを投稿しよう!