運命の日

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「亮、俺、結婚…しようと思うんだ。」 俺、大泉優は親友の二木亮に結婚の話を打ち明けた。 俺と亮は世間から言うオタクで高校の時からよくアニメ専門店やライブを行くのは勿論。アニメや声優について熱く語り合いをした仲だ。今では一緒に生活している。 そんな俺は今、その親友に結婚の発表をした。 「亮?聞いているか?」 「相手は…」 「!?…ぁ、あぁ。」 突然の言葉で俺は少したじろいだ。 「唯夏って言ってさ…学校のサークルで知り合ったんだ。」 「…そぅか。」 そう言うと亮はスッと立ち上がった。
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