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ドイツ『それより、何でお前がここに!?』
ベルは少し息と髪型を整えた。
ベル『これから、戦いに行く前に言いたい事があって』
ドイツ『何だ?』
ベル『必ず、勝って帰って来てね!約束だよ!』
その言葉に、ドイツはフッと笑みを浮かべた。
ドイツ『当たり前だ!』
ベルは嬉しそうに微笑み返した。だが、何故か急にモジモジし始め、少し顔を赤らめて何か言いたそうにしていた。
ドイツ『どうした?』
ベル『その・・・・・・ベルがもう少し大きくなったら、ドイツと・・・・・・』
そこで、ドイツは目が覚めた。温かい朝の日差しが窓から射し込み、心地好い空気と密度で部屋が満たされている。
ドイツは身体を起こし、軽く目を擦りながら、夢での出来事を思い出していた。
ドイツ(久しぶりにアイツを見たな・・・・・・今頃、どうしているんだろうか)
そんな事を考えながら、ふと横に目を向けると。
ドイツ「・・・って、何でお前がここにいるんだ!?」
そこには、ドイツのすぐ側でスヤスヤと寝息を立てて眠るイタリアの姿があった。
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