ホテルアグスタ

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初任務から幾日が過ぎ…相変わらずFWの皆はなのはとアリシアがビシバシと鍛えられている。ここ最近はヴィータ、あたし、兄さんも教導に参加している…まぁあたしはなのはとアリシアと一緒にティアナを担当、兄さんはフェイトと共にエリオとキャロを担当している。そしてある日あたし達は任務の為ヘリに乗っていた 「今回の任務はホテルアグスタでの警備任務や」(はやて) 「本日行われるオークションの物品の中には取引が許可されているロストロギアもあるためガジェットがレリックと誤認してくる可能性があるために私達が警備に当たることになったの」(なのは) 「あらかじめ昨晩から副隊長とシュテル三佐とアイン一尉を現地に行かせてある…それで分担なんやけど隊長達と朱音一佐、麻紗人二佐、アリサ一尉、すずか一尉が内部警備にFW陣には外で防衛戦に当たってもらうで」(はやて) 『はい!!』 「後フェイト隊長から話があるそうや…」(はやて) とはやてはフェイトに目を向ける。それを見てフェイトは頷き 「じゃあ話すね、この間中央でガジェットを調べていた時にとある男の名があったの…恐らく私達以外にレリックを何らかの目的で集めている…でその男というのが…」(フェイト) フェイトがモニターを出した…そこには紫の髪に金色の目をした人が映っていた 「名前をジェイル・スカリエッティ…幾多の次元犯罪に手を染めている広域次元犯罪者…」(フェイト) と話している中、朱音と麻紗人は [はぁ…あんな改竄だらけの資料を良くも簡単に信じられるわね…少し調べれば直ぐ分かる事じゃない](朱音) [うん…ジェイルさんだってやりたくてしてた訳じゃないのに](麻紗人) [全くよ…次元航行船の大部分はジェイルが作り出したって言っても過言じゃないのに…](朱音) 「あの…朱音さんどうしたんですか?なんかとても難しい顔してますけど…」(スバル) 「ん?あぁごめんごめん。あたし昔から考え込むとそうなる癖でさ」(朱音) 「あっ…そうなんですか」(スバル) そこにコックピットから通信が入る 「八神部隊長、そろそろ着きますぜ」(ヴァイス) 「うん。分かったでヴァイス君」(はやて) そんな時ふとキャロが気付いた 「あのー…シャマル先生、そこにある箱の山は一体何ですか?」(キャロ) 「あぁこれ?これはね隊長さん達と朱音ちゃん達のお仕事着♪」(シャマル) 『お仕事着?』(FW) 「はい♪」(シャマル) とても良い笑顔で答えるシャマルであった
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