「ブラコンは滅されろ」by 葵

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「…早乙女先輩…うざいですよ」 ストーカーが逃げてしまうかもしれないから、ある程度距離をとってから話をかける。 雪はずっと僕の腰に腕を回し抱きついている。 そのせいでゴッツイ男の人たちが鼻血を出して、倒れながら『雪きゅん♪』とか言っていたのは夢だと思いたいよ。 僕の声にやっと気づいたストーカーは此方を向いて 「ツンデレキターーーッ!!!9:1のツンデレキターーッ!!そこで頬を赤く染めてくれたら、さらに最高だよ!!つか、可愛い!!平凡な所が可愛い!!萌えポイントを押さえている葵くんは最高すぎる!!ブハッ」
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