「ブラコンは滅されろ」by 葵

2/22
144人が本棚に入れています
本棚に追加
/51ページ
僕は自分の部屋がある二階から降りて、キッチンに向かった。 なんでかって?そんなの朝ご飯を作らないといけないからだよ。 実を言うと自分の所は3兄弟。母親は世界でも有名なファッションデザイナー(美人)で父親は母ともども世界で有名な俳優(美形)。 まぁ…、ちょくちょく家に帰ってきては抱き締めてくるという…世間では親バカという部類に入る2人。 自分が次男で3コ年上の兄と2コ年下の弟がいるんだけど…これまた…美形でさぁ。 両親は美人で、兄と弟も美形…。なのに、…なんで僕だけ平凡なんだろうね。神って酷いよね。いとも簡単に僕の顔を決めるんだもん。 もう、神様も美形だったらぐちゃぐちゃにしちゃうぞ~って感じ。
/51ページ

最初のコメントを投稿しよう!