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目玉焼きを作りながら、後半物騒なことを考えていると二階から誰かが降りてきた。
「お兄ちゃ~んっ!おはよっ♪今日も可愛いね!」
可愛らしい笑顔で僕に抱きついているこの子が例の顔の整った弟の雪-ユキ-。
だけど考えることがえげつないし、腹黒い。昔はこんな子じゃなかったんだよ!?
しかもよく僕の部屋に無断で入ってくることからかるーく変態。兄も変態だから、僕以外の2人には変態の血が流れているらしい。
「雪、離してよ。ご飯作れない」
「大丈ー夫っ☆お兄ちゃんは可愛いもん♪」
いやいや、弟よ。それ、理由になってないよ。
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