オレンジ

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1日の終わりを つげる夕暮れ。 マンションの10階のベランダで 君と語りあった。 そこで君の家族の 事を知った。 「私はいらない子 なのかな・・・?」 君は夕日を真っ直ぐ見つ めながらつぶやいたね。 そこで本当は君が 1人ぼっちでいる 事を知った。 でも僕はまだまだ子供で そんな君に何て言ったら いいか分からなかった。 だから・・・ 「大人になったら一緒に 住もうよ。」 そしたら寂しくないで しょって・・・ 子供っぽい考えだった と思う。 だけどそれが精一杯だった。 だけどそんな僕に君は 「ありがとう」 一言そう言って 笑ってくれたね。
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