えんとらんす せれもにー!

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「さっきから調子に乗ってんじゃねぇぞこらぁぁ!!!」 はい怒らせました。ダメだこりゃ。 「ここは俺に任せて」 このセリフ決まったな………。 そして彼女が『あなたはどうするんですか?』、俺が『なぁにあんな奴らなんか1分でノシて余った時間で花を摘んできますよ』、彼女が『京介かっこいい!!』、俺が『おや、花を摘む前に君のハートを摘んでしまったか……』となる。 よし、シチュエーションは完璧。これで彼女のハートもがっちりだ!!! 「………………」 あれ?『あなたはどうするんですか?』が来ないな………。もう少し待とうか。 「………………」 「君はここから逃げてくれ、俺がここは何とかするから。 なぁにあんな奴らなんか1分でノシて余った時間で花を摘んできますよ」 ちょっと強引だったけど、まだ怖くて声が出ないのなら仕方ない、うん仕方ない。 「………………」 彼女は再び頷いただけで、その場から逃げてしまった。 ……………へ?『京介かっこいい!』は?それが無いにしろ、お礼は!? 小さな女の子の長い後ろ髪が見えなくなり、その場に怖い大人たちと1人のヘタレが残された。 「……………まぁ今日の所は許してやろうかなぁ~…………………………なんて………」 冷や汗が流れ、これ汗なの?水じゃねぇの?ってくらい量が半端ない。 「制限時間は1分だ」 「え!?ちょ…………」 「よ~~いスタート!」 「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 以上回想 キラッ☆ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
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